【北京】中国のインターネット事情と事前対策

日本から一番近い大国、中国

皆様、中国に興味を持たれたことはありますか?近年、本当に多くの中国人観光客が日本を訪れるようになり、日本各地の観光地や街中の免税店、看板などでも、中国語を非常に多く見かけます。日本から、もっとも近い大国といえば中国。ちょっと足を運んでみたいと思いませんか?

私は数年前に北京に住む友人宅に泊まらせてもらい、北京のスーパーで食材を買って自炊したり、地下鉄でショッピングモールへ出かけたりカフェでのんびりしたりと、半月ほどの夏の休暇を丸々北京で過ごしたことがあります。書店でガイドブックコーナーを見てみると、中国のものって「上海」「香港」「台湾」くらいしか見かけないのですが、中国の首都は北京!

というわけで、中国旅行および北京滞在記録をネタに、今回は中国のインターネット事情と対策についてお伝えしたいと思います。

インターネット対策のすすめ

まずお伝えしたいのは、中国はインターネット環境が独特であるということ。中国は政府の方針で、インターネットに規制がかけられています。SIMの種類によって、また、タイミング、機種などによっても違いがあるようなのですが、ツイッターやフェイスブック、インスタグラムは基本的にアクセスできないと思ったほうが良いです。そこで、普段使っている日本のスマホを持っていくことを前提にご紹介しますが、VPNというサービスに登録しておくと良いです。VPNは、もともとはセキュリティ対策の技術で、通信の内容を暗号化するもの。これを使うと、中国のインターネット検閲をくぐり抜け、ツイッターなどに接続することができるのです。しかしこのVPN、繋がりが悪かったり速度が遅かったりすることも多く、中国政府の対応とのいたちごっこでもあるので、せっかく登録しても使えなくなってしまう可能性があることを念頭に置いておく必要があります。そこで、VPNを使わなくても中国国内で使えるサイトやアプリを知っておくことが、中国で快適にスマホを使う一番の対策になります。

そして、検索エンジンはGoogle以外を使いましょう。スマホのガジェットで検索窓を置いている方も多いと思いますが、そこの使用エンジンをYahoo!などに変更するのがオススメです。何故かというと、中国の通信規制はGoogleのサービスをシャットアウトしてしまうからです。また、スマホのインターネットのトップページがGoogleの場合も、Yahoo!などにしておくことをオススメします。Yahoo!であれば中国国内でも使用することができます。

あると便利なスマホアプリをあらかじめ日本でダウンロードしておく

また、特殊なインターネット事情にあわせて、使用できる便利アプリもあらかじめ日本でダウンロードしておきましょう。以下、私も実際に使ってとても便利だったアプリをご紹介します。

■微信(Wechat) iPhone/Android リンク入れる
中国版LINEです。LINEとほぼ同じ機能でとても便利です。LINEが使えない可能性もあるため、どうしてもやりとりをしたい日本国内の友人にも微信をダウンロードしてもらい、あらかじめID交換をしておくとよいでしょう。手続きをしておけば、市内のスーパーなどで買い物をした際に「微信払い」をすることもできます。

■百度地図 iPhone/Android リンク入れる
中国版Google Mapです。中国国内ではGoogleが使えないため、この地図が役に立ちます。かなり正確に地図表示されるので、宿泊の部屋や街中にある無料Wi-fiに繋いだら経路を確認し、スクリーンショットを撮るなどして移動に使うととても便利です。

■乗換案内北京 iPhone/Android リンク入れる
北京地下鉄の乗換案内アプリです。市街の地図と路線図、このアプリがあれば、移動にはほぼ困らないと思います。ちなみに、上海版などもあります。日本国内で乗換案内を使っている方も多いと思いますので、使い勝手の点でオススメです。

■百度翻訳 iPhone/Android リンク入れる
翻訳アプリ。色々な会社が翻訳のアプリが出ていますが、このアプリは、文字入力したものの翻訳はもちろん、音声の翻訳、カメラで撮影した文字の翻訳など、中国国内で使われている「簡体字」が判らない方にもとても使いやすい翻訳アプリです。翻訳した中国語を音声で読み上げてくれる機能もあるので、街中で会話をしなければならない時にも心強い味方です。カメラで撮影した文字の翻訳は、アプリのカメラで中国語を撮影し、知りたい部分を指でなぞるとその部分を翻訳してくれるという優れものです。
大きな施設や観光地では英語も通じますが、基本的には中国語でのやりとりを想定しましょう。

■Google Pinyin Input iPhone/Android リンク入れる
このアプリをいれておくと、ピンイン(中国語の、漢字のアルファベット読み)を入力することで中国語を入力できるようになります。ただし、この機能を使う前提として「ピンインを理解している」必要があるので、少し難易度は上がるかもしれませんが、「中国語が入力できない!」と困ってしまうことを考えれば、事前に入れておいた方がよいアプリです。

いかがでしたか?
以上のアプリをあらかじめ日本で入れてみて、少し操作をしてみることで、いざ中国へ行った時にも、慌てることなく街中の看板の文字を調べたり、店での買い物の際に説明書きを読むことができたり、交通網について調べたり、地図を確認したりできます。LINEが使えなくてもWeChatがあればWi-fi環境下でVPNを通さなくても友人とやりとりができます。百度地図も勿論、VPN接続をすることなく使うことができるアプリです。

中国へ行く際は、是非ともご自身のスマホに「中国対策」を施して、現地からインスタグラム投稿をしたり、友人とのコミュニケーションを楽しんだり、現地での快適に過ごせるよう工夫して、楽しい旅をしてくださいね。

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