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【東京】話題のイベント!デジタルアートとエレクトロミュージックの祭典『MUTEK.JP』とは

2018年11月1日(木)〜11月4日(日)にデジタルアート&エレクトロニックミュージック・フェスティバル『MUTEK.JP』が開催されました。今回、東京内で「日本科学未来館」はじめ「WWW/WWW X」「UNIT」の全4会場・4日間で行われ、多くの来場者がつめかけています。カナダのモントリオール発で最先端の音楽とアートのコラボレーションが見れるこのフェスティバルとはどんなイベントなのでしょうか?

世界の有名アーティストが東京に集結

カナダ・モントロールでスタートした『MUTEK』。日本では2016年から『MUTEK.JP』として開催され、今年のメイン会場は「日本科学未来館」になります。昨年は3日間で延べ7000人を超える来場者を動員しました。総勢20カ国、70組以上のアーティストが一同に集結。出演アーティストによる、さまざまなテクノロジーを駆使した芸術的なパフォーマンスが楽しめ、見たことも聴いたこともない音楽体験を味わえることが最大の魅力です。

DAY2 日本科学未来館

メイン会場となる日本科学未来館にて昼間はワークショップやアーティスト関係者などによるカンファレンスが行われました。17時30分からは夜のプログラムがスタートします。夜は、アーティストによるパフォーマンスが3つのエリアで楽しめます。

2日目の日本科学未来館に登場したオーストラリア出身で現在はアイスランドを拠点として活動する『Ben Frost & MFO』。スタートから音の振動、低音の圧力でふっとびそうになるほどです。そこから流れるように続くダイナミックな音やワープしてしまいそうな宇宙のような音色にデジタルアートが美しく重なります。

Symbol Zone 1Fで『Synich Yamamoto + Seiichi Sega & Intercity-Express』のパフォーマンスです。このエリアでは寝そべりながらゆっくりとダイナミックな音楽と映像を味わえるのも他にはない最高の体験です。

上に飾られた日本科学未来館のシンボルであるジオ・コスモスもパフォーマンスによって様々な表情に変容して幻想的な映像を映し出していました。

過去に小沢健司とユニットを組み、1990年代渋谷系ミュージックの代表格としても有名な『Cornelius』がこの日のメインステージの締めを飾りました。音楽作品のイメージやリズムに合わせて水の映像や過去のニュース画像が切り取られた映像がコロコロとテンポよく流れるなど、演奏される音楽にマッチしたアート映像が『Cornelius』の作品を更にポップに明るく盛り上げます。

全てのエリアでこの日しか体験できないコラボレーションが生まれ、音に合わせて体をゆらす人もいれば、その体験したこともない空間をじっくり味わう人など様々。この空間だからこそ生まれるケミストリーは人々を酔わせ、虜にします。

DAY3 日本科学未来館

3日目にはライゾマティクスの『Daito Manabe』が登場。『Satoshi Horii』とのパフォーマンスはダイナミックな映像と音楽でした。

日本発の最もイノヴェーティブなアーティスト達をフィーチャーしたMiraikan Innovation Hall (7F)で行われたパフォーマンスも魅力的でした。MUTEK.JP 2017にも出演した『Nobumichi Asai』はミュージシャン『Daisuke Tanabe』とのコラボレーションを実現。コロコロと変わる細かいデザインの映像にエレクトロニックな音、更には民族音のような音も合わさり、観客の心をつかみます。終止、人々をひきつける展開を見せました。

韓国生まれ、東京を拠点とするボーカリスト、モジュラーシ​​ンセ・ギークの『machina』は、ヴィジュアルアーティストの『Shohei Fujimoto』と登場。女性ならではの高音ボイスに低音が響くモジュラーシンセの音が重なり合い、心地のいいリズムと音が会場に広がります。圧巻のパフォーマンスに多くの人が魅了されます。

このエリアでは日本で活躍するアーティストも知れ、人気アーティストの時は溢れんばかりの人が集まっていました。

ヴィジュアルアートを楽しむ

昨年、小室哲哉氏とのコラボレーションでも話題になった慶応義塾大学環境情報学部教授でアーティスト・サイエンティストの『脇田玲』が、パナソニックアプライアンス社「Game Changer Catapult」が事業化に向けて開発中の住空間ディスプレイ「AMP -Ambient Media Player-」を使用したデジタルインスタレーション『HOMOLOGY』が展示されました。
こうやって細やかなライトの曲線を間近で見れるのは貴重です。

予約制のドームシアターではシートを倒した座席から天井を見上げ、映像のパフォーマンスを体験できます。こちらは振付家、ダンサー、ビジュアル・アーティスト『Hiroaki Umeda』による作品。スピードよくしなやかに流れる曲線、動きにひきこまれ、目が離せませんでした。リラックスした体勢でダイナミックな映像を楽しめるのもなんとも新しい体験です。

最先端のアートと音楽の新たな体験型フェス

あの有名なモナリザのデジタルアートも会場内にありました。
絵画では見れない不思議な動きが見れるのもデジタルアートならではです。

幻想的なデジタルアートと共に、非日常な異世界と思えるほど驚くような音圧の音が聞けたりとこの数日間は日本未来科学館が最先端のデジタルアート&エレクトロニックミュージックが味わえるフェス会場となり多くのコラボレーションを生みだしていました。来場者は普段は聞けない、見れないアーティストの迫力あるパフォーマンスを体感でき、更に、世界中の新たなアーティストを知ることができます。好奇心を揺さぶる世界が広がりアート好き、音好きが楽しめるイベントです。

毎年勢いを増す『MUTEK.JP』の今後の活躍が楽しみです。
今やカナダや東京だけでなく世界各国で開催され、未来を見据えたこのイベントがどうなっていくのかみなさんも注目してみて下さいね。

Information

https://mutek.jp

◆Photo of Performer
©MUTEK Japan / Photo by Miho Yoshida, Ryu Kasai, Shigeo Gomi, Yu Takahashi
◆Others
©Asato Sakamoto

TABISCO編集部

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